◇幼稚園・保育園を統合へ 早ければ26年にも

 教育部は27日、乳幼児教育・保育統合推進委員会の会合を開き、未就学児が通う教育・保育機関である幼稚園と保育園を早ければ2026年にも統合する内容を盛り込んだ計画案を審議した。統合された機関の入園方法や教師の資格など、具体的な内容は年末ごろに確定する見通しだ。統合機関の導入に先立ち、教育部はテスト事業を実施して希望する乳幼児全員が教育・保育機関を1日最大12時間利用できるようにする。また、保育園では0歳児3人を保育士1人が担当しているが、これを2人当たり1人に改善する。

◇韓米日 複数領域での共同訓練を27~29日に初実施

 軍合同参謀本部は、韓国と米国、日本による複数領域での新たな共同訓練「フリーダム・エッジ」が27~29日に南部・済州島の南の公海上で実施されると発表した。北朝鮮とロシアが同盟に近い条約を締結するなど軍事的な協力関係を深める中、韓米日3カ国が連携の強化をアピールする狙いがある。3カ国は昨年8月の首脳会談で複数領域での共同訓練を実施することで合意。今月初めに開かれた3カ国国防相会談で実施計画を確認した。

◇若者世代の未婚率8割超 30~34歳は20年前の3倍に

 統計庁統計開発院が発表した資料によると、総人口に対して若者世代(満19~34歳)の人口が占める割合は1990年の31.9%をピークに下落を続けている。20年には若者世代の割合が20.4%まで低下した。このような傾向が続けば、50年には11.0%まで下がる見通しだ。若者世代の婚姻率も減少が続き、20年の時点では81.5%が未婚だった。男性の86.1%、女性の76.8%が結婚していなかった。未婚率が最も急激に増加した年代は30~34歳で、20年の未婚率は56.3%と20年前(18.7%)の約3倍に増えた。

◇海兵隊兵士の殉職事件 来月中旬にも捜査結果発表

 昨年発生した水害の行方不明者を捜索していた海兵隊兵士が殉職した事件を捜査する慶尚北道警察庁の捜査チームは、このほど事件の捜査を終え、捜査審議委員会を経て早ければ来月中旬ごろにも記者会見を行う計画だと明らかにした。警察によると、捜査審議委には外部の有識者約10人が参加するという。捜査チームはこれまでに被疑者8人と参考人57人の計65人を調べた。同事件については、大統領室によって捜査に圧力がかけられた疑惑が取り沙汰されており、野党は政府から独立した特別検察官に捜査させるよう求めている。

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