【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は25日午後、南部の釜山海軍作戦基地に停泊中の米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を訪問し、北朝鮮の脅威に対抗する強固な韓米の連合防衛体制を強調した。

 大統領室によると、韓国の現職の大統領が米空母に乗艦したのは1974年の朴正熙(パク·チョンヒ)大統領、1994年の金泳三(キム·ヨンサム)大統領に続き、尹大統領が3人目。

 同艦は韓米日による新たな共同訓練「フリーダム・エッジ」に参加するため22日に釜山に入港した。尹大統領は同艦の入港について「強力な拡張抑止を含む米国の鉄壁の対韓防衛公約を象徴するもの」と話した。また韓米同盟はいつにも増して堅固であり、いかなる敵も退け勝利すると強調した。

 尹大統領はセオドア・ルーズベルトが朝鮮半島周辺の公海上で行われるフリーダム・エッジに参加するため26日に出港するとし、「自由民主主義の価値を共有する韓米日3カ国の協力は、韓米同盟とともにもう一つの強力な抑止手段になるだろう」と述べた。

ホーム TOP