80歳を過ぎてもスキーやスキューバダイビングを楽しむ米国の高齢女性の話が話題だ。

 5月23日(現地時間)、米国メディア「ビジネス・インサイダー」は、カリフォルニア州に居住するルイス・ホリーさん(82)のエピソードを公開した。

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 1960年代初めに大学で初めてスキューバダイビングを始めたルイス・ホリーさんは、80代になった今もスキューバダイビングをはじめ、スキー、カヤックなどさまざまなスポーツを楽しんでいる。若いころ、ルイス・ホリーさんはウルトラマラソン(42.195キロ以上走るマラソン)大会に参加したほか、登山も240回以上した。自ら年齢の割に活動的だということを認めたルイス・ホリーさんは「いろいろな運動が楽しいと感じるから」とした上で「自然とモチベーションが上がる」と語った。

イラスト=UTOIMAGE

 ルイス・ホリーさんは80歳を過ぎたにもかかわらず、このように活動的でいられる秘訣として▲季節ごとに異なる運動をすること▲都会から離れること▲運動のレッスンを受けることなどを挙げた。

 屋外で運動することが好きなルイス・ホリーさんは、夏はカヤックとパドルボード、冬はスキーを楽しんでいる。夏と冬の間にも、暇あるごとにさまざまな運動で体を鍛えている。ルイス・ホリーさんは「スキーやカヤックのシーズンでないときはジムに行く」とした上で「スクワット、デッドリフト、プルアップなど、体力をつけるのに役立つあらゆる運動をする」と話した。

 ルイス・ホリーさんは、健康のためにときどき都会を離れることを勧めた。たびたび出掛ける必要はなく、1年に6回行くだけでも、爽快な気分になり生活の質を高めることができると主張した。ルイス・ホリーさんは「運転できる人を見つけて都会を離れなさい」とした上で「海、湖、山に行くことをオススメする」と話した。

 最後にルイス・ホリーさんは、スキーやスキューバダイビングのような野外活動ができない場合は、ほかの人と一緒に運動のレッスンを受けることを勧めた。ルイス・ホリーさんは「都会を離れることができないなら、ヨガや太極拳のような運動を学んでみてはどうだろうか」とした上で「メンタルヘルスに有益で、よい社会的経験にもなる」と話した。

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