▲イラスト=UTOIMAGE

 シンガポールの50代の写真家が「若く見える」と話題を集めている。この写真家はその秘訣に健康的な食事と運動を続けることなどを挙げた。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は13日(現地時間)、1966年生まれでファッション写真家として活動しているチュアンド・タンさんの「若さの秘訣(ひけつ)」にスポットを当てる記事を掲載した。それによると、タンさんは1980年代にモデルとしてデビューし、約10年前からファッション写真家として活動しているという。

 タンさんは写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」などを通じ、ネット上で話題になっている。タンさんのインスタグラムのフォロワー数は現在、15万人を超える。タンさんの投稿には「年齢は高くて30代、いや20代後半にも見える」「ビジュアルをどうキープしているのだろうか」などのコメントが多数寄せられている。一部には整形を疑うネットユーザーもいた。

 これに対して、タンさんは自らの投稿に「私が全く老けないというのはウソだろう。しかし私たちは少なくとも健康で幸せに年を取るための努力はできる」「今日も健康な食事をしたかどうか。少しは散歩もしたかどうか」と書いた。

 タンさんはシンガポールのメディアとのインタビューでも「健康な食事」を強調した。現地紙ストレーツ・タイムズに「食べることは私たちの外見にかなりの影響を与える。健康な体と精神のためには食事が最も重要だ」と語った。

 タンさんの普段の朝食メニューは固ゆで卵6個で、コレステロール値を保つために卵の黄身2個は捨てるという。これに果物とアボカドなどを添える。昼食と夕食には鶏肉・焼いた野菜・魚のスープなどを食べる。酒とタバコは全く口にせず、水をたくさん飲むそうだ。タンさんは欠かせない栄養素に「タンパク質」を挙げ、「これは私たちの全般的なウェルビーイング(精神的・肉体的に満たされた状態)を保つのに必須だ」と語った。

 タンさんは食事だけでなく、毎日規則的に有酸素と筋力運動を並行することも若さの秘訣に挙げた。そして、「運動は毎日泳ぐこと。ランニングマシンで歩くのも好きだ。筋力トレーニングも欠かさない」と話した。

パク・ソンミン記者

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