【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本による新たな共同訓練「フリーダム・エッジ」が今月末に実施される見通しだ。ロシアのプーチン大統領が来週に北朝鮮を訪れ金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と会談し、軍事協力を強化すると予想される中、強い警告のメッセージになるとみられる。

 韓国軍によると、3カ国は米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の参加を含め、訓練の時期や規模、内容などを調整している。セオドア・ルーズベルトは韓国南部・釜山に入港した後、公海上で訓練を行うことが検討されている。セオドア・ルーズベルトが朝鮮半島に展開されれば今年4月以来となる。

 訓練は、シンガポールで今月初めに開かれた韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官と米国のオースティン国防長官、日本の木原稔防衛相による会談で今夏の実施が決まった。陸海空やサイバーなど複数領域で実施。3カ国の捜索・救難共同訓練(SAREX)やミサイル防衛訓練、爆撃機の護衛訓練など海上や空中で行っていた訓練を定例化し、領域を拡大した。

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