▲同年代の女性を殺害し、遺体を遺棄したとして釜山東来警察署から検察に送られるチョン・ユジョン被告(25)。左はチョン被告の顔写真。/ニュース1

 家庭教師アプリで知り合った20代の女性を刃物で殺害し、遺体を損壊し遺棄した容疑で起訴されたチョン・ユジョン被告(25)に対し、大法院(最高裁判所に相当)は無期懲役を確定した。大法院2部(裁判長キム・ソンファン大法官)は13日、殺人や遺体損壊・遺棄などの容疑で起訴されたチョン被告に無期懲役を宣告し、30年間の位置追跡電子バッジの装着を命じた一審を確定した。大法院は判決理由として「被告の年齢・行動・環境、被害者との関係、犯行の動機・手段、結果など複数の事情を考慮すれば、無期懲役を宣告した原審は不当とは言えない」と説明した。

 二審でも「自分とは何の関係もない被害者を殺害し、遺体を損壊し遺棄するという加虐性、残酷性を示したことで非難される確率は非常に高い」「被告に改善や更生の可能性がないとは言えず、永久に隔離して再犯を防ぎ、今後の人生で罪を償う思いで生きることを望む」として同じく無期懲役が宣告されていた。チョン被告は昨年5月26日、家庭教師を探す学生と偽って被害者の自宅を訪問し、刃物で殺害した上で、慶尚南道梁山市の洛東江沿いに遺体を遺棄した。その際血のついたスーツケースを見たタクシー運転手が警察に通報し、チョン被告は検挙された。

パク・ヘヨン記者

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