▲写真=UTOIMAGE

 約40年間で53回も結婚をしたというサウジアラビアの男性が話題だ。ヒンドゥスタン・タイムズなどの外信が11日(現地時間)に報道した。

 報道によると、アブー・アブドゥッラーさん(65)という名前の男性は、20歳の時にした最初の結婚に失敗して以来、これまで計53回も新たな家庭を築いたと話しているという。アブドゥッラーさんの最初の妻は6歳差で、子どもも生まれたが、2人目の妻を迎えるともめるようになり、3年で離婚した。

 結婚生活が一番長かったのは25年間。反対に最も短かったケースはたった一晩だったという。相手はほとんどがサウジアラビア人女性だったが、海外出張中に出会った外国人とも結婚したことがあるそうだ。アブドゥッラーさんはこれまでに生まれた子どもの数を正確には語らなかった。だが、一部メディアは「記録的な数字」という表現を使い、少なくとも数十人の子どもがいると推測している。

 サウジアラビアは同時に最多で4人まで妻を迎えることができる「一夫多妻制」が依然として認められている国だ。その場合、夫はすべての妻を同等かつ公平に扱わなければならないと強調している。しかし、最近は新型コロナウイルス感染症の流行などもあり、徐々に少なくなる傾向にあり、妻たちが離婚を要求するケースも急増していると報じられている。

 アブドゥッラーさんは「結婚を何度もすることになったのは、妻たちから心の安定と精神的な慰めを得たかったためだ。すべての妻に公平に接しようと努力した」と語った。アブドゥッラーさんは2022年に夫婦になった53人目の妻と今も結婚生活を続けているという。アブドゥッラーさんは「今の妻は本当に私の運命の人。今後再婚する予定はない」と語った。

ムン・ジヨン記者

ホーム TOP