◇医学部教授も集団休診に合流か 12日に決定

 大学医学部の定員を大幅に増やすとした政府の方針に反発し、開業医を中心とする大韓医師協会が集団で休診する方針を決めたことを受け、全国40の大学医学部の教授団体、全国医科大学教授協議会は12日に定期総会を開き、休診の是非を決定する。同団体の関係者は、18日に休診するとした大韓医師協会の決定と同様の結論が出る見通しだと説明した。政府と医療界の対立が深まる中、診療への影響を懸念する声も高まっている。

◇医療界の集団休診 警察「告発状受理されれば捜査」

 警察は、大韓医師協会を中心とする医療界が集団休診を予告したことについて「集団休診に突入すれば、保健当局が医療法上の業務開始命令を発令し、それに応じて告発状が受理されるだろう」として「告発状が受理されれば法と手続きにのっとって捜査を進める」との立場を示した。これに先立ち、保健福祉部は大韓医師協会の主な会員となる開業医に対し、診療命令と休診届け出の命令を出すと発表した。

◇警察トップ 対北ビラ散布「制止できる法的根拠ない」

 北朝鮮がごみなどをぶら下げた「汚物風船」を韓国に向けて飛ばした理由とされる韓国民間団体による北朝鮮へのビラ散布について、警察は「制止できる法的根拠がない」との見解を示した。警察トップの尹熙根(ユン・ヒグン)警察庁長は定例記者会見で、警察官職務執行法(警職法)に基づきビラ散布を制止できるのではないかとする質問に対し、「汚物風船が(ビラ散布を)警職法で制止できる根拠となる『国民の生命と身体に対する切迫した深刻な脅威』に当たるかどうかは明確ではない」と述べた。

◇南東部に今夏初の猛暑注意報 昨年より1週間早く

 気象庁は10日午前10時、南東部の大邱市と蔚山市西部、慶尚北道の永川・慶山・清道・慶州、慶尚南道の金海・昌寧に今夏初めての猛暑注意報を発令した。猛暑注意報は、最高気温が33度以上の日が2日以上続くと予想される場合や、猛暑が長期化するなど重大な被害の発生が予想される時に出される。今年は昨年の6月17日に比べて1週間早く発令された。

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