▲顕忠日当日の今月6日、釜山市水営区の住商複合タワーマンションの窓に設置された旭日旗/NEWSIS

 顕忠日(6日)に旭日旗を設置し問題となっていた釜山市内のタワーマンションの入居者が、謝罪の意向を表明した。この入居者は7日、複数のメディアに「謝罪文」を送付し、その中で「旭日旗を掲揚した私の愚かな行動で心に傷を受けた全ての方々に謝罪する」と伝えてきた。

 入居者は「顕忠日に旭日旗を掲揚し、非常に大きな衝撃を受けた報勲家族の皆様とマンション住民の皆様に深い謝罪の言葉を伝える」と明らかにした。

 入居者はさらに「あのような行動をした理由とは関係なく、行動自体が間違っていた」「深く反省しており、今後同じ事は繰り返さないことを約束する」との考えを示した。

 この入居者は旭日旗を掲げた理由について「2007年から続く釜山市水営区との対立を広く知らせるためだった」と説明した。

 入居者は「水営区庁による建設関連の不正を暴露する」として「法規X」という団体を立ち上げ行動してきた。また「国の財産を盗む人間たち、副題:我々はなぜ旭日旗を手にしたのか」というタイトルの電子書籍も発行した。

 入居者は「しかし事件への関心を引くため旭日旗を掲揚したのは愚かな判断だった。もう一度謝罪する」と伝えた。

 入居者はさらに「光復会事務局長に連絡し、改めて謝罪したところ、許してくださったので感謝している」「できる限り多くの方々に会い直接謝罪したいと考えている」とも表明した。

 この入居者は顕忠日の今月6日、釜山市水営区の住商複合タワーマンション37階の外壁に旭日旗を設置した。その後この旭日旗の写真がネットで広がり、入居者への批判が相次いだことから、旭日旗は当日夕刻に撤去された。

キム・ソクモ記者

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