▲1日、ソウル高尺スカイドームで行われたキウム・ヒーローズ戦で投球後、笑顔を見せた白川恵翔。写真提供=SSGランダース

 「私の名前は白川恵翔(しらかわ けいしょう)です。『けい(K)』という名前なので三振ショーをお見せできるように頑張ります」。韓国プロ野球SSGランダースが外国人先発投手ロエニス・エリアス(35)の負傷期間中に「短期代替外国人選手制度(期限付き移籍)」によって入団させた日本プロ野球独立リーグ出身の投手・白川恵翔(22)が1日のキウム・ヒーローズ戦で5イニングを無失点と好投し、韓国プロ野球(KBO)デビュー戦で勝利投手になった。

▲SSGランダースの白川恵翔。写真提供=SSGランダース

 白川は1回表の先頭打者、キウムの李容圭(イ・ヨンギュ、38)に四球を許した。そしてドーソン(29)は併殺打に倒れたが、再び2連続四球で2アウト一・二塁のピンチに。しかし、宋成文(ソン・ソンムン、27)を三振に仕留め、危機を脱した。2回にも一死満塁のピンチに追い込まれたが、三振とフォークボールで内野フライを打たせ、得点を与えなかった。 白川は「緊張しすぎて足の震えが止まらなかった。4-5回から緊張が解けて、本来のピッチングフォームになった」と語った。

 この日、SSGは9-0と完勝した。白川は5イニングで3被安打・4四死球・6三振、ストレートの最高球速は時速150キロメートル、平均球速は時速146キロメートルを記録した。コントロールが乱れた時はカーブでストライクを取り、ピンチの状況ではフォークでゴロやフライを打たせるという巧みなピッチングまで披露した。野球ファンは「日本独立リーグのレベルはこんなに高いのか」とため息をついた。白川はSSGと7月初めまで総額180万円で契約した。エリアスのケガの回復が遅れる場合は契約を延長する可能性もある。

ペ・ジュンヨン記者

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