社会総合
韓国 けさのニュース(5月30日)
◇北朝鮮が弾道ミサイル約10発を朝鮮半島東へ発射 立て続けの挑発
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は30日午前6時14分ごろ、平壌の順安付近から朝鮮半島東の東海に向け、短距離弾道ミサイル(SRBM)と推定される約10発を発射した。北朝鮮は発射実験などと称して弾道ミサイルによる挑発を繰り返してきたが、これほど多くの数を一度に発射するのは異例。ミサイルは350キロを飛行して東海に落下した。飛距離などからみて、固体燃料型の短距離弾道ミサイル「KN25」と推定される。
◇医学部定員増員 きょう入試施行計画発表
教育部と韓国大学教育協議会は30日、各大学の2025学年度の定時募集と随時募集(推薦入試に相当)の割合など入学選考施行計画の詳細を発表する。同協議会は24日、全国39の医学部の入学定員を含む「25学年度大学入学選考施行計画変更事項」を承認し、27年ぶりとなる医学部の定員増員が確定した。各大学は31日までに募集要項をホームページに掲示し、募集手続きを開始する。定員増員に反対する大韓医師協会は30日、全国6カ所で集会を開く。
◇第22代国会の任期開始 来月5日に初の本会議
今後4年間立法を担う第22代国会の任期が30日に始まった。今国会では、過半数の192議席を握る巨大野党と改憲を阻止できる100議席をかろうじて守った与党「国民の力」(108議席)の少数与党の構図で300人の国会議員が立法活動を行うことになる。6月5日に開かれる初の本会議では、議長団選出のための表決が行われる。国会議長は第1党から出すのが慣例で、各党が議長と副議長候補を推薦すれば、最初の本会議で表決を行って確定する。