▲イラスト=UTOIMAGE

 【NEWSIS】一人で山に登った女性ユーチューバーに対し、ある高齢女性が「山に一人で来てはいけない」と警告する動画が話題になっている。

 27日、複数のインターネット・コミュニティー・サイトに、「一人で山を登る女性ユーチューバーに助言してくれるおばさん」というタイトルの投稿があった。

 この投稿は、チャンネル登録者数28万人のユーチューバー「山の中に百万ソンヒ」が先月25日、江原道春川市の三岳山で撮影した動画をまとめたものだ。

 動画でこのユーチューバーは「今日は本当に人がいない。 こんな経験は久しぶりだから少し怖い」と言いながら一人で登山している。

 そうした中、高齢女性と出会った。女性はユーチューバーに、一人で登山することがどれほど危険なことかを警告し始めた。

 女性は「ある女の人が一人で山に登った。友達が一緒に行くことになっていたけど、友達は急に行くのをやめた。(一人で登っていた女の人は)そこで男に性的暴行を受けて殺された。5年くらい前のことだ」と山で起きた出来事を語った。

 そして、「一人で来てはいけない。少なくとも2人で登るようにと毎日みんなに言っている」「私は63歳だけど一人では来ない。一人で来るのは勇気があるからではない。危険なことだ。地方の山に一人で来てはいけない」と何度も強調した。

 このユーチューバーは「ひどく叱られた。いろいろと考えていることを整理する日も必要だから一人で来たが、叱ってくれたからなおのこと心に響いて、『できるだけ一人で来ないようにしなければ』と思った。怖くないと思っていたけど、あのように言われたから、余計に怖くなった」と心境を語った。

 その後、このユーチューバーは下山して動画撮影を終えた。

 これをネットで見た人々は「強制性交罪で刑務所に行った犯罪者が『山には目撃者もいないし、防犯カメラがないからいい。今回は下山して防犯カメラに写ってしまったから捕まった」と言っていた。女性は一人で絶対、山に行かないで」「女性一人で山に行ったら犯罪に遭いやすい。防犯カメラも山道の入口にいくつかあるだけで、山の深に入ったら(カメラは)ない」「山は携帯電話がつながらない所が多い。山に行く時はいつも2人で以上行った方がいい」などと共感の声を寄せている。

チェ・ヒジョン記者

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