【ソウル聯合ニュース】2022年5月の就任から3年目を迎え意思疎通の強化に乗り出した韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が24日、報道関係者約200人を招いてソウルの大統領室庁舎前の広場で夕食会を開き、自ら肉を焼いてキムチチゲを配った。

 2022年3月の大統領選に勝利した尹大統領は、当時記者団らに対し、「就任後にキムチチゲを作ってふるまう」と宣言していたが、約2年2カ月を経て約束を果たした。ただ量の問題で自ら作ることはできず、自身のレシピを調理担当者に渡したという。

 報道関係者を招いての夕食会を開催したのは各界との意思疎通を増やす姿勢をアピールする狙いとみられる。尹大統領は4月10日の総選挙で与党が惨敗したことを受け、敗北の要因とされた意思疎通不足の改善を図る考えを表明。最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表と就任後初めて会談したほか、就任2年に合わせて記者会見を行った。

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