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仁川空港で搭乗客のバッグに不審な粉 成分分析中
【ソウル聯合ニュース】韓国の仁川国際空港から出国しようとした搭乗客のバッグに不審な粉が入っているのが見つかり、関係当局が成分の分析を進めていることが、23日分かった。
仁川国際空港公社と軍当局によると、この日午前6時半ごろ、仁川空港第1ターミナル3階にいた20代の女性から「かばんに変な粉が入っている」と通報があった。
女性はこの日海外に出国するため、南東部の慶尚南道・金海からリムジンバスで仁川空港に到着したが、チェックインカウンターでバッグを開けたところ見覚えのない黒い封筒があり、その中に粉が入っていたという。
消防当局が確認したところ、粉は約65グラムあった。毒性のある神経作用剤ではないかとみられたが、陸軍の化生放(化学・生物・放射性物質)対応チームが現場に出動して成分を分析した結果、神経作用剤ではないことが分かった。
軍の関係者は「仁川空港側が関係機関に精密な分析を依頼したと承知している」と説明した。