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活動再開した尹大統領夫人 ウクライナ児童画展を訪問
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が21日、ソウルの旧大統領府「青瓦台」の春秋館で開催中の「ウクライナ児童画展」を訪れた。
大統領室によると金氏は「映像の中だけで見てきた戦争を実際に昨年ウクライナに行って感じた」とし、「残酷な現場の話と生命尊重、平和の必要性を共有し、感じてもらえれば」と語った。
大統領室によると、同展示の開催は金氏とウクライナのゼレンスキー大統領夫人のオレナ・ゼレンスカ氏が大きな役割を担ったという。
美術に明るい金氏は昨年7月に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に参加した各国首脳の配偶者と共にリトアニアの首都ビリニュスのウクライナセンターを訪れた際に子どもの絵を観覧し、このような展示を韓国でも開きたいとゼレンスカ氏に伝えた。NATO首脳会議出席後に尹大統領と共にウクライナを訪問した際にも金氏は児童画展開催を重ねて提案した。
金建希氏は高級ブランドバッグを受け取ったとされる疑惑が昨年11月に浮上し、オランダ訪問から帰国した同年12月15日以来約5カ月間、公の場に姿を見せずにいたが、今月16日に行われたカンボジアのフン・マネット首相夫妻との昼食会に出席したのを皮切りに、公の場での活動を増やしている。