米国で、結婚式場に突然現れた巨大なヘビを、新婦の妹が素手で捕まえて会場の外に逃がしたというエピソードが話題になっている。

　米CNNなどの外信は15日（現地時間）、米アリゾナ州で行われたある結婚式に突然巨大なヘビが出没し、出席者らが驚いて大騒ぎする中、勇敢な新婦の妹が素手でヘビを捕まえたと報じた。

　このハプニングは、新婦側が今月8日にTikTokで動画を公開したことで話題になった。

　結婚を祝っている最中に突然、太くて長い野生のヘビが現れたため、出席者たちは怖がり、式のムードが台無しになりそうだったという。

　しばらく誰もヘビに近寄ろうとしなかったが、新婦の妹のエリカ・ロドリゲスさんがヘビの方に向かっていき、素手でヘビの尻尾をわしづかみにしてヘビを持ち上げた。動画にはその様子と叫び声を上げる出席者たちの姿が映っている。

　エリカさんはゆったりと笑顔を見せてポーズを取り、ヘビが動いても動じずに、ヘビを野生に帰すために近くの茂みの方へ歩いていった。

　動画がインターネット上で話題になると「あの方が結婚式を救ったね」などの反応が相次いだ。

　エリカさんは現地メディアとのインタビューで、子どもの頃からバッタやカエルだけでなくヘビもしょっちゅう捕まえて遊んでいたと話した。

　ただし、米アリゾナ州スコッツデール市は、ヘビに遭遇したら自分で殺したり捕獲したりせずに、専門家の支援を受けるよう呼び掛けている。

イ・ジョンミン記者