事件・事故
タイ・パタヤで韓国人観光客コンクリート詰め殺人事件、容疑者1人を井邑市内で摘発
【TV朝鮮】(アンカー)
タイの観光地パタヤで、韓国人観光客が拉致された後に殺害されるという事件が先日ありました。この事件の容疑者1人が韓国で摘発され、警察が殺害の動機などを調べていますが、殺害された観光客は身体の一部が無残にも損壊されていたことが分かりました。
報道のイ・ソンジン記者がお伝えします。
(記者リポート)
ジャンパーを頭からかぶった半ズボンの男が韓国の警察の護送車から降りてきました。
タイのパタヤにおける韓国人殺害事件の容疑者3人のうちの1人です。
韓国の警察はこの20代の容疑者を昨日の夕方、全北特別自治道井邑市内の自宅で摘発しました。
今月7日、被害者の母親が「『息子を殺す』という脅迫電話が来た」と通報した直後、タイ警察と協力して容疑者3人の行動を追跡した結果、9日に容疑者が韓国に戻っていたことを把握し、逮捕したものです。
韓国の警察はこの男に、被害者を殺害した理由や、既に分かっている2人のほかに共謀者がもう1人いるのではないか、と取り調べましたが、男は容疑を全面的に否認しているということです。
殺害された 30 代の男性は、身体の一部が損壊されていたことも確認されました。
これは、容疑者たちが警察の身元確認を妨害するためか、拷問のために行ったものと推定されています。
(韓国の警察関係者)
「タイ警察が順次、解剖などを行うことになれば、発表するしょう」
韓国の警察は、タイ警察の発表を引用し、摘発できていない容疑者2人のうち1人がタイからカンボジアに出国したと発表しました。
ただし、残りの1人がミャンマーに逃げたという言及はなかったと説明しました。
TV朝鮮のイ・ソンジンがお伝えしました。
(2024年5月13日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)