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市民が選ぶソウルの象徴 1位「漢江」=外国人居住者は「光化門広場」
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの象徴として、ソウル市民は「漢江」を、市在住の外国人は「光化門広場」を最も多く挙げたことが分かった。市民は交通の便の良さや、さまざまなグルメとショッピングを楽しめることをソウルの魅力と考えている。市が9日、2万世帯(15歳以上の世帯員3万5881人)を対象に昨年実施した「ソウルサーベイ」の結果を発表した。
市民にソウルのランドマーク(複数回答)を尋ねたところ、漢江が48.3%で最も多く、光化門広場(36.1%)、古宮(32.3%)、Nソウルタワー(17.2%)の順だった。漢江は2010年の調査で4位だったが、今回はトップに浮上した。10年に1位だった古宮は二つ順位を下げた。
ソウルに91日以上在留する外国人2500人を対象にした調査では、光化門広場が45.9%の回答を集め、古宮(41.4%)、東大門デザインプラザ(25.6%)、漢江(23.1%)と続いた。
ソウルの魅力を尋ねる項目をみると、アクセス面で「便利な交通」、利便性で「多様なショッピング、グルメ」、環境面で「市内での活動の安全性」を挙げた人が多かった。
市民は余暇の重要性を認識しながらも、仕事を中心に日々を過ごしていることも分かった。「余暇よりは仕事にもっと集中する」と回答した割合は30代が47.9%、40代が47.3%に上った。50代は39.2%。
余暇時間はやや足りないと考えていることも分かった。ただ余暇活動に対する満足度は20年の調査に比べると上昇した。
直近の半年間に公園を訪れたという市民は88.5%で、目的については息抜き(42.8%)、余暇活動(17.8%)、健康増進(17.0%)、自然を眺める(14.1%)などと答えた。