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海兵隊員殉職事故の隠蔽疑惑捜査法案 野党が強行可決=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の国会は2日、昨年の水害で行方不明者を捜索中だった海兵隊兵士が殉職した事故に絡んで捜査に圧力がかけられた疑惑について、政府から独立した特別検察官に捜査させる法案を可決した。法案は国会で過半数を占める最大野党「共に民主党が」が強行採決した。与党「国民の力」は強く抗議し、採決を退席した。
共に民主党は同疑惑を巡り、政府が海兵隊の捜査を妨害し、事件を隠蔽(いんぺい)しようとしたとして、真相究明を図るための特別検察官による捜査などを求めてきた。
一方、国民の力は「捜査が進められているため、捜査結果を見極めてから処理することが常識的な手続き」などと主張している。国民の力の尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表兼党代表権限代行は採決を退席後、国会で開いた集会で、「捜査機関による捜査が行われているにもかかわらず政治的な目的で一方的に処理したことを糾弾する」と非難した。