【ソウル聯合ニュース】韓国の4年制一般大学のうち、1割を超える26校が今年度(2024学年度)の授業料を値上げした。教育部と韓国大学教育協議会が29日、一般大学223校や専門大学(短大)142校など計409校を対象に行った分析結果を発表した。

 サイバー大学(通信制大学)やポリテク大学(技能大学)を除く4年制一般大学・教育大学193校のうち166校(86.0%)は授業料を据え置き、1校(0.5%)は値下げした。26校(13.5%)は授業料を値上げした。

 24学年度生が負担する1人当たりの年間平均授業料は682万7300ウォン(約77万3000円)で、前年比0.5%上昇した。

 教育部の関係者は、「授業料を値上げした大学は大部分が小規模校や宗教系」として「学生全体に及ぼす影響は大きくない」と説明した。

 授業料を類型別にみると、私立大は762万9000ウォン、国公立大は421万1400ウォンだった。所在地別では首都圏の大学が平均768万6800ウォン、非首都圏は627万4600ウォンだった。

 専攻分野別の平均授業料は医学(984万3400ウォン)、芸術・体育(782万8200ウォン)、工学(727万7200ウォン)、自然科学(687万5500ウォン)、人文社会(600万3800ウォン)の順だった。   

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