貨物トラックの積載規制に違反し大型の鉄製パイプを積んで走行していた貨物トラックのドライバーが警察に摘発された。警察庁は26日、公式のSNS（交流サイト）を通じ「4月に江原道鉄原のある路上をパトロール中、荷台から大きくはみ出した大型の鉄製パイプを積んで危険な状態で走行する貨物トラックを発見した」と明らかにした。

　警察庁は「このように積載物を無理に積んで運搬した場合、もしトラックからパイプが落下すれば大規模な交通事故を引き起こしかねない非常に危険な状況だった」「このトラックは周囲の車の流れを妨害するほど低速で走行中だったため、警察官らはトラックを直ちに停止させ、周辺の通行を規制しこのトラックドライバーから事情を聴いた」と説明した。

　警察庁が公開した写真を見ると、一台のトラックが荷台の2倍以上の長さがある大型の鉄製パイプを数十本積んでいた。トラックの運転手はビニールハウスを作るため資材を運搬中だったという。

　道路交通法第39条1項によると、全ての車のドライバーは乗車定員、積載重量、積載容量に関して大統領令で定められた運行上の安全基準を超過して乗車させたり、積載した状態で運転したりしてはならない。これに違反した場合は20万ウォン（約2万3000円）以下の罰金あるいは拘留または科料に処されることがある。

　この写真はネットでも大きな話題になった。ネットでは「これは本当にひどい」「率直に言ってここまで来ればテロ未遂だ」「これがたったの罰金20万ウォンか」などのコメントが相次いだ。

キム・ミョンイル記者