【世宗聯合ニュース】韓国産業通商資源部の鄭仁教(チョン・インギョ)通商交渉本部長は26日の輸出地域担当官会議で、4月の輸出について「米国や中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など主要市場向けの輸出が増加し、7カ月連続の輸出プラスの流れと11カ月連続の貿易収支黒字が期待される」と述べた。

 鄭氏は「1~3月期も輸出が韓国経済の成長をけん引した」と分析した。

 韓国銀行(中央銀行)が前日に発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比1.3%増加した。半導体などITを中心に輸出が0.9%増え、GDP全体として市場の予想を大きく上回る伸びを記録した。

 政府は今後も堅調な輸出を維持したい考えだ。鄭氏は新興市場への通商ネットワークを拡大し、中東情勢などのリスク要因には徹底して備えると述べた。

 産業通商資源部はこの日、主要地域別の輸出状況を点検し、各地域に適した輸出拡大策を話し合った。

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