【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が25日発表した1~3月期の連結決算(暫定値)によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆3354億ウォン(約1510億円)で前年同期比10.8%減少した。1~3月期としては5年連続で1兆ウォンを上回った。売上高は前年同期比3.3%増の21兆959億ウォンと、1~3月期ベースで過去最高を記録した。主力の生活家電と、近年注力する車載部品が好調だった。

 営業利益は韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想を5.5%上回った。

 事業部別の業績をみると、生活家電のホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)事業本部の売上高は過去最高となる8兆6075億ウォン、営業利益は9043億ウォンを記録した。

 車載部品のビークルコンポーネント・ソリューションズ(VS)事業本部は売上高2兆6619億ウォン、営業利益520億ウォン。

 テレビなどのホーム・エンターテインメント(HE)事業本部は売上高が3兆4920億ウォンで、営業利益はウェブOSプラットフォームを基盤とするコンテンツ・サービス事業の成長を追い風に1322億ウォンと黒字転換した。

 ビジネス・ソリューション(BS)事業本部の売上高は1兆5755億ウォン、営業利益は128億ウォンだった。

ホーム TOP