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韓国版NASA「宇宙航空庁」のトップ内定 5月に発足
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は24日、米航空宇宙局(NASA)の韓国版となる「宇宙航空庁」のトップ(次官級)に尹寧彬(ユン・ヨンビン)ソウル大航空宇宙工学科教授を内定した。同庁は5月27日に発足する。
大統領室の成太胤(ソン・テユン)政策室長は記者会見で尹氏について、韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老号」の開発や月探査事業などに参加してきた「韓国を代表する宇宙推進体分野の研究者」と紹介した。
宇宙航空庁の宇宙航空任務本部長にはジョン・リ元NASA本部長を起用する。成氏はジョン・リ氏に関し、「1992年から29年間NASAに在職し、NASAの主な宇宙事業を管理してきた宇宙分野の専門家」と説明した。
尹大統領は「宇宙航空庁が発足し、韓国の宇宙航空産業をけん引していけるよう準備を徹底してほしい」と指示した。