▲22日、カタール・アライヤンのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われた2024アジアサッカー連盟(AFC)23歳以下(U-23)アジアカップ1次リーグB組第3戦、韓国対日本戦。1-0で勝った韓国代表たちが記念撮影をした。写真=NEWSIS

 黄善洪(ファン・ソンホン)監督率いるサッカー23歳以下(U-23)韓国代表が、五輪出場権がかかったアジアカップ韓日戦で勝利し、組1位で決勝トーナメント(ベスト8)進出を果たした。次の相手は申台竜(シン・テヨン)監督率いるインドネシアだ。

 U-23韓国代表チームは22日、カタール・アライヤンのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われた2024アジアサッカー連盟(AFC)U-23アジアカップ1次リーグB組最終第3戦で、日本を1-0で制した。後半30分にコーナーキック(CK)を決めたキム・ミヌの先制決勝ゴールのおかげだった。

 韓国はこれまでアラブ首長国連邦(UAE)と中国を相次いで下して1次リーグ2連勝し、決勝トーナメント進出を早々に確定させていた。最終の第3戦では、勝ち点6で並んでいる日本と組1位の座をめぐって激突した。先発ラインナップを大きく変えてきた両チームは、遅々として進まない攻撃が続いた。だが後半、キム・ミヌのCKで韓国が勝利を決めた。

 組1位にならなければならない理由は明確だった。日本を破ってB組1位になれば、A組2位のインドネシアと対戦し、B組2位で決勝トーナメントに進出すれば、A組1位のカタールと激突することになる。カタールはインドネシアに比べ客観的な戦力で上回っている上、開催国というメリットも持っている。インドネシアと対戦するほうが、相手としては有利なのだ。

 計16カ国が参加している今大会で、3位内に入れば五輪に直行できる。4位はアフリカ地域予選4位のギニアとプレーオフをして勝たなければ五輪に行けない。韓国はサッカーで1988年のソウル五輪を皮切りに、2020年東京五輪まで9大会連続で五輪に出場している。これは五輪最多連続出場の世界記録だ。

 B組1位の韓国は26日午前2時30分、アブドゥラ・ビン・ハリファ・スタジアムでA組2位(2勝1敗、勝ち点6)の申台竜監督率いるインドネシアと準決勝進出を争うことになった。

イ・ヨンビン記者

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