【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は11日の社説で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)が党第1書記に推戴されてから12周年を迎えたとして業績をたたえ、正恩氏を「政治思想的に、命懸けで擁護・保衛しなければならない」として忠誠と服従を呼び掛けた。

 同紙は、正恩氏が「天才的な予知」と「傑出した領導力」を発揮し、就任から12年にわたり「敵対勢力の長期的な制裁と孤立圧殺の策動」に打ち勝つことができたとしながら「わが国の国力と国威を絶頂に押し上げた」と主張した。

 正恩氏は2011年12月に父親の金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去した後、同月30日に朝鮮人民軍の最高司令官に就任して事実上政権を握ったが、公式には12年4月11日に党第1書記、同月13日に国防委員会第1委員長に推戴されたことで体制が発足したとされている。

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