▲イラスト=UTOIMAGE

 【NEWSIS】米国で史上2番目に高額の宝くじに当せんした男性が、当せん金を受け取った後に消息が分からなくなっていることが分かった。

 今月15日(現地時間)に米カリフォルニア州の宝くじ運営団体は、昨年10月に数字選択式宝くじ「パワーボール」の1等当せん者の身元情報を公開した。カリフォルニア州では州法に則り、宝くじ当せん者の名前、居住地、宝くじの購入場所、当せん金額などを公開している。

 当せん者はフレイザー・パークに住むテオドルス・ストリュックさん(65)で、当せん金額は約20億4000万ドル(約3100億円)。

 ニュースが伝わった後、ストリュックさんは姿を消した。近隣住民はストリュックさんが家族のいるサンディエゴに滞在していると推測している。

 US SUNなど現地メディアが23日に報じたところによると、自宅前にはトラック2台と小さなボート1隻があるだけだという。また、入口には「無断進入禁止」と黄色の警告版が貼られている。

 近所に住むウィットンさんは現地メディアのインタビューに対し「近隣住民たちがずっと注視しているが、悪い人たちが悪事を働いているのではないかと心配している」として「ストリュックさんが帰ってきたらセキュリティーを強化してほしい」と懸念を示した。

 その上で「ストリュックさんにとっては本当にうれしいこと」「素晴らしい隣人であるストリュックさんがこの町を離れないことを願っている」と話した。

 ストリュックさんは普段、マウンテンバイクや釣りなどを楽しみながら引退生活を送っていたという。

チョン・ヘスン記者

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