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サッカー:黄善洪監督不在のU-23韓国代表、PK戦制し優勝 WAFF選手権
サッカーU-23(23歳以下)韓国代表チームが2024西アジアサッカー連盟(WAFF)U-23選手権で優勝した。A代表で臨時監督を務めた黄善洪(ファン・ソンホン)監督が不在の間に成し遂げた成果だ。
韓国は27日、サウジアラビアで行われたオーストラリアとの2024年WAFF U-23選手権決勝戦で2-2となったが、PK戦により4-3で勝った。前半11分に先制ゴールを許した韓国は、前半26分にイ・ヨンジュン(20)=金泉尚武FC=のヘディングゴールで同点に追いついた。韓国は後半17分にカン・ソンジン(21)=FCソウル=が逆転ゴールを決めたが、10分後、オーストラリアに同点ゴールを許した。延長戦を経た後、PK戦で韓国のGKキム・ジョンフン(22)=全北現代=の見事なプレーが輝いた。オーストラリアの4人目と5人目のシュートをどちらも止めて試合を勝利へ導いた。
WAFF U-23選手権は親善大会だが、優勝の意義は大きい。来月15日に行われるパリ五輪アジア予選を兼ねた2024年アジアサッカー連盟(AFC)U-23アジアカップの前哨戦だからだ。 両大会に出場する国々はほとんど同じだ。韓国とオーストラリアをはじめ、エジプト、イラク、ヨルダン、サウジ、タイ、アラブ首長国連邦の8カ国が出場する。今大会の優勝でさらに自信を持った韓国は、U-23アジアカップで3位内に入ればパリへの直行チケットを手にすることになる。
U-23韓国代表の黄善洪監督はしばらくの間A代表の指揮を執る取るため、不在だった。しかし、再び本来の任務に戻り、U-23アジアカップに備える。同監督は「指導者は常に何かが足りないと感じている。まだ先は長い。与えられた任務を忠実にこなしていくだけだ。これからは頑張っている五輪代表チームの選手たちの所に戻りたい。しっかり準備して五輪予選でも良い結果が得られるよう努力する」と語った。
イ・ヨンビン記者