◇医学部教授も集団辞職へ ソウル大教授会がきょう日程議論

 大学医学部の入学定員増に反発して研修医が病院を離れたのに続き、医学部教授の集団辞職も現実化したことで医療現場の大きな混乱が避けられない状況になっている。全国の医学部の教授が25日に辞表を提出すると表明したことを受け、これより先に辞表を提出する予定だったソウル大医学部の教授らも日程を調整することを決めた。医療界によると、ソウル大医学部教授協議会の非常対策委員会は18日午後にオンライン会議を開き、辞表を提出する日程について話し合う。

◇北朝鮮が弾道ミサイル発射 2カ月ぶり

 韓国軍合同参謀本部は18日、北朝鮮が同日午前7時44分ごろ、南西部の黄海北道・祥原付近から朝鮮半島東の東海上に向けて数発の弾道ミサイルを発射したと明らかにした。北朝鮮がミサイルを発射したのは2月14日以来となる。当時は新型の地対艦巡航ミサイルを東海上に発射していた。国連安全保障理事会決議で禁止されている弾道ミサイルの発射は1月14日以来約2か月ぶりで、今年に入って2回目となる。

◇健康保険の外国人被扶養者 「6カ月以上在留」必要に

 健康保険公団は国民健康保険に加入する外国人と在外国民について、4月3日からは国内に6カ月以上在留した家族、親戚らに限り被扶養者の資格を得られるよう制度を改善すると発表した。外国人と在外国民に関しては、健康保険の職場加入者との関係(家族、親戚)や所得・財産要件を満たせば国内での居住期間にかかわらず入国直後から被扶養者の資格を得ることができたが、外国人の職場加入者の一部が外国に暮らす家族や親族まで被扶養者にし、被扶養者が必要な時だけ韓国で病気の治療や手術などを受けるケースがあり、問題視されていた。

◇外食・加工食品の物価上昇 鈍化傾向も消費者の負担減らず 

 リンゴやナシなどの農産物に比べて加工食品と外食の物価上昇は鈍化傾向を示しているものの、消費者は体感できずにいる。食品物価が急激に上昇した後、上昇幅はやや縮小するにとどまり、負担は大きく軽減していないためだ。統計庁の国家統計ポータルによると、先月の消費者物価指数で、外食部門のメニュー39品目のうち前年同月比で物価が下落した品目はなく、加工食品も73品目のうち価格が上昇した品目が49品目と、下落した23品目の2倍以上に上った。食品メーカーや外食企業が原材料価格の下落を反映し、価格の引き下げに乗り出すべきだとの声が高まっている。

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