▲祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表(左)と与党・国民の力の元喜竜(ウォン・ヒリョン)共同選挙対策委員長/キム・ヨングン記者、ニューシス

 韓国与党・国民の力で共同選挙対策委員長を務める元喜竜(ウォン・ヒリョン)元国土交通部(省に相当)長官は15日、曺国(チョ・グク)代表率いる祖国革新党の支持率上昇について「若者の支持率は0%だ。逆風が吹きそうだ」と述べた。

▲グラフィック=チョソンデザインラボ、ハン・ユジン

 元喜竜氏はこの日、SBSラジオのインタビューで「祖国革新党の支持率」についてコメントを求められた際「共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表防弾を理由に共に民主党を支持しなくなった有権者がいて、その人たちが政府をさらに強く批判する祖国革新党支持に回ったからだろう」との見方を示した上で「しかし若者の支持率は0%だった」と指摘した。

 元喜竜氏はさらに「前政権はネロナムブル(自分がやったらロマンス、他人がやったら不倫。ダブルスタンダード)や不公正が理由で政権を譲る結果となったが、それは曺国(チョ・グク)代表のせいだった」「曺国のせいで大韓民国が二つに分かれるという本当にあり得ない状況になった」と批判した。

 元喜竜氏は選挙運動中、20-30代の若者から「あまりに図々しい。2審でも有罪になったのに政党を立ち上げ、国会議員になりたいとは全く理解できない」などの声を聞いたという。元喜竜氏は「若者たちから逆風が吹くだろう」と予想した。

 実際に調査会社の韓国ギャラップが15日に発表した世論調査結果によると、18-29歳で祖国革新党の支持率は0%だった。

 12-14日に全国の満18歳以上の男女1002人を対象に行った政党支持率調査で祖国革新党は7%の支持率を記録した。与党・国民の力(37%)と野党・共に民主党(32%)に続く3位だった。

 祖国革新党の支持率を年齢別に見ると50代は14%、40代は11%、60代は8%だったが、30代は3%、70代以上は1%、18-29歳は0%だった。

 韓国ギャラップは「共に民主党と祖国革新党は40代・50代という支持基盤を共有している」「祖国革新党は第3地帯ではなく、共に民主党と連携する立ち位置にある」との分析を示した。

イ・カヨン記者

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