米大リーグ（MLB）ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平（29）と妻の田中真美子さん（27）が15日、MLB公式開幕戦「2024 MLBワールドツアー・ソウル・シリーズ」に出場するために韓国を訪れた。大谷は米アリゾナ州フェニックスから韓国行きの飛行機に乗る前、妻の写真を交流サイト（SNS）で電撃公開していた。

　大谷は先月29日に結婚を発表した。しかし、妻の名前だけでなく、職業や知り合ったきっかけなどは一切公表していなかった。このため、写真が公開されるまでは大谷の妻が誰なのか推測するしかなかった。大谷は妻について「普通の日本人の方です」とだけ言っていた。

　ところが、公開された大谷の妻は元バスケットボール選手の真美子さんだった。身長180センチメートルの真美子さんは日本女子プロバスケットボール・リーグの富士通レッドウェーブでプレーしていたが、2023-24シーズンは出場しなかった。身長193センチメートルの大谷は以前、背の高い女性を理想のタイプとして挙げていた。

　ドジャースは今回の韓国訪問で、選手や球団職員に対し、1人当たり家族が1人ずつ同行できるよう、飛行機の座席を割り当てた。このため、真美子さんが韓国訪問に同行したものとみられる。

　大谷の妻であることが明らかになった真美子さんは高身長でスラリとした体形、すっきりした印象の顔立ちの女性だ。

　これまで大谷のプライベートについては何も伝えられてこなかった。大谷はメディアとのインタビューで、「（日本では妻と）外は行っていないです」「（妻は）シーズン中は特には（米国に）来ていなかったです」と答えている。大谷は昨年12月、ロサンゼルス・エンゼルスを離れ、ドジャースと世界スポーツ史上最大規模の10年・7億ドル（当時のレートで約1015億円）という契約を結んだ。

　ドジャースは20日と21日、ソウル高尺スカイドームでサンディエゴ・パドレスとMLB公式開幕2連戦「ソウル・シリーズ」を行う。ドジャースはこれに先立ち、16日の練習と記者会見（ワーク・アウト・デー）を皮切りに、ソウル・シリーズの日程に入る。17日には韓国プロ野球キウム・ヒーローズを相手に練習試合を、18日には野球韓国代表チーム「チーム・コリア」と対戦して、ウォーミングアップをする。パドレスの選手たちはドジャースより前の同日午前、先に訪韓してコンディション調整に入った。

キム・ミョンイル記者