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慰安婦被害者侮辱の日本人被告 韓国地裁に出廷せず=12年にわたり欠席
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「少女像」に「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを縛りつけ、被害者らの名誉を毀損(きそん)した罪などに問われている日本人、鈴木信行被告の公判が15日、ソウル中央地裁で予定されていた。だが被告はこれまでと同様に出廷せず、地裁は公判を4月19日に延期した。
鈴木被告は2012年6月にソウルの日本大使館前の少女像にくいを縛りつけて慰安婦被害者の名誉を毀損し、13年2月に在宅起訴された。
同年9月の初公判以降、一度も出廷しておらず、12年にわたり裁判を開けずにいる。被告欠席による公判延期はこれで25回目。
裁判所は被告を出廷させるための逮捕状をこれまで7回発付してきたが、いずれも1年の期限が切れて返却された。昨年4月に8回目の逮捕状が発付されている。
被告は現在日本にいるとされ、韓国への召喚、逮捕は現実的に難しいとみられる。