社会総合
韓国 けさのニュース(3月15日)
◇医学部教授も辞表一斉提出か きょう結論
大学医学部の入学定員増に反発して研修医と医大生が集団行動に乗り出したなか、医学部の教授も15日、辞表を提出するかどうか結論を下す。医療界によると、全国19の大学の医学部教授は12日に「全国医科大学教授非常対策委員会」を発足させ、15日までに辞表を提出するかどうかについての議論を終えると決めた。教授たちは患者を守らなければならないことに同意するとしながらも、弟子たちを守らなければならないとの立場を示している。
◇パドレスが深夜に韓国入り ド軍と20日開幕戦
ソウルで20、21日に開幕シリーズ2連戦を行う米大リーグのパドレスの選手たちが15日午前1時半ごろ、チャーター機で仁川国際空港に降り立った。同チームには韓国人選手として初めてゴールドグラブ賞を受賞した金河成(キム・ハソン)内野手や高佑錫(コ・ウソク)投手が所属する。マニー・マチャド内野手やフェルナンド・タティス・ジュニア外野手、ダルビッシュ有投手らスター選手もひしめく。開幕シリーズの対戦相手、ドジャースも同日午後に仁川空港に到着する予定だ。
◇今年の成長率見通し2.0% 民間負債への対応が鍵
経済団体・韓国経済人協会傘下のシンクタンク、韓国経済研究院(韓経研)は2024年1~3月期の経済動向と見通しについての報告書で、今年の韓国の経済成長率が新型コロナウイルス禍以前の水準に迫る2.0%を記録すると予想した。韓経研は、今年の成長率は世界経済の回復による輸出の好調で改善傾向を示すが、内需は政策金利の引き下げが本格的に始まる下半期以降に反発するとの見通しを示した。ただ、高金利・物価高に伴う実体経済の停滞と政策支援余力の低下は景気回復に否定的に作用する恐れがあるとし、民間負債リスクに対する円滑な対処の有無が今年の成長の流れを左右すると強調した。