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熱愛認めたaespaカリナの謝罪文、英BBCは「K-POP産業の悪名高い構造的問題」と指摘
ガールズグループaespa(エスパ)のリーダー、カリナ(23)=本名:ユ・ジミン=が交際を認めた後、自筆の謝罪文を交流サイト(SNS)に掲載したことについて、外信が「韓国のポップスターたちは、プレッシャーが強いことで悪名高い産業に従事している」と指摘した。英BBCは6日、「カリナは交際しているという理由でファンに『裏切った』と非難され、卑屈な(grovelling)謝罪をした」と報道した。これは、ある芸能メディアが先月27日、「カリナと俳優イ・ジェウク(25)が交際している」と報道したのを受けてのものだ。2人の所属事務所がこれを認めたところ、ファンが反発したため、カリナは5日、SNSに直筆の謝罪文を掲載した。
BBCは今回の件で、K-POP産業の中心にある芸能事務所の問題を指摘した。そして、今回の件は個別の出来事ではなく、アイドル歌手の恋愛をタブー視し、プライバシーを過度に規制する芸能事務所やK-POP産業における構造的な問題だ、と分析した。その上で、「つい10年前まで韓国の芸能事務所は新人歌手に恋愛、さらには個人の携帯電話使用を禁止することが多かった。今も交際の事実を認めることは、ファンにとっては『けしからん』ことだとたびたび思われている」と説明した。若い歌手たちはファンと芸能事務所から二重の圧力を受け、精神的ストレスに苦しんでいるということだ。
韓国の芸能事務所が恋愛を禁止する理由について、BBCは「所属歌手たちが(ファンから見て)『恋愛関係になれそう(romantically obtainable)』な印象を持たせて人気を維持しようとしている」と指摘した。カリナの謝罪は、米国で最も人気のある歌手テイラー・スウィフトがアメリカンフットボール選手トラビス・ケルシーと交際し、堂々と公の場でキスしたりデートしたりするのとは対照的だ。
キム・ナヨン記者