【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターは４日、全国の１８歳以上の２００６人を対象に先月２６～２９日に実施した調査で尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は４１．１％だったと発表した。前回調査（１９～２３日実施）より０．８ポイント下落と、５週ぶりに小幅に下がったものの、２週連続で４０％を上回った。不支持率は０．６ポイント上昇した５５．４％だった。

　リアルメーターは支持率が４割を超えていることについて、経済や国民生活に関する政策を相次いで打ち出したほか、医師不足解消に向けた大学医学部の入学定員拡大を推し進めていることが支持を集めたと指摘。故朴正熙（パク・チョンヒ）元大統領夫人の故陸英修（ユク・ヨンス）氏の生家を訪問したことで保守層が結集したことも要因に挙げた。

　一方、２８～２９日に全国の１８歳以上の１００１人を対象に実施した政党支持率の調査によると、保守系与党「国民の力」は前回調査（２２～２３日）より３．２ポイント上昇した４６．７％、革新系最大野党「共に民主党」は０．４ポイント下がった３９．１％だった。両党の支持率の差は７．６ポイントと誤差の範囲を超えて広がった。

　また「改革新党」が３．１％、「新しい未来」が１．６％、「緑の正義党」が０．７％。支持政党がない無党派は４．２％だった。