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民団新団長に金利中氏 組織立て直しに意欲
【東京聯合ニュース】在日本大韓民国民団(民団)は28日、東京の韓国中央会館で定期中央大会兼団長選挙を開催し、中央本部の新団長に神奈川県本部常任顧問の金利中氏(64)を選んだ。任期は3年。
同氏は団長選挙で347票を獲得し、128票の金泰勲(キム・テフン)中央本部副団長を下した。
金氏は関東学院大を出た後、民団神奈川県地方本部の監察委員長や団長などを務めた。民団関係者によると、同氏は朝鮮学校を出ている。朝鮮学校出身者が民団中央本部の団長に就くのは初めてという。
金氏は選挙の所信表明で、組織内の対立などで混乱が続く民団の問題点を指摘。ワンチームで民団の再構築に乗り出すと意欲を示していた。