【ジュネーブ聯合ニュース】韓国外交部の姜仁仙(カン・インソン)第2次官は26日(現地時間)の国連軍縮会議ハイレベル会合で、「国際平和と安全保障にとって最も差し迫った対応課題である北の違法な核・ミサイル計画について注意を喚起したい」として、北朝鮮に挑発行為をやめるよう求めた。姜氏は「21世紀に核実験を行った唯一の国である北はこれを自慢するほどずうずうしい」と言い放った。

 そのうえで「北はその気になればいつでもまた核実験を行うことが可能で、(強行すれば)7回目になる」と指摘。「北が挑発を直ちに中断して対話に復帰し、大量破壊兵器や弾道ミサイル計画を完全かつ検証可能で不可逆的な方法で放棄することを促す」と強調した。

 また、ロシアによるウクライナ侵攻など国際的な紛争に対し、明確な解決策を示せていない国際社会に軍縮議論を活性化するよう促した。

 会場では今月、韓国と外交関係を樹立したキューバと北朝鮮の代表が姜氏の後ろの席に座った。北朝鮮の「兄弟国」と呼ばれてきたキューバの韓国との外交関係樹立は、北朝鮮にとって大きな政治的・外交的な打撃になるとの見方が出ている。

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