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キューバとの国交樹立 北朝鮮に「相当な打撃」=韓国大統領室
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室の高官は15日、北朝鮮の友好国であるキューバと外交関係を樹立したことについて、記者団に「過去の東欧圏諸国を含め、北の友好国だった対社会主義圏外交の完成版」と評価した。
韓国とキューバは14日(現地時間)、米ニューヨークで両国の国連代表部が文書を交わし、正式な外交関係を結ぶことで合意した。
同高官は「歴史の流れの中で大勢がどのようなものなのか、そしてその大勢が誰にあるのかを明確に示したもの」と述べた。また、キューバが北朝鮮の「兄弟国」とも呼ばれたことについて、「正しい表現だ。そのため、北としては相当な政治的・心理的な打撃が避けられないとみられる」との認識を示した。