サッカー
李康仁がサッカーファンに謝罪「先輩方の言うことをきちんと聞くべきだったのに…申し訳ない」 アジア杯2023
サッカー韓国代表の李康仁(イ・ガンイン、22)が14日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」の自身のアカウントでコメントを発表した。これより前、英大衆紙ザ・サンは「トッテナムのスター、ソン・フンミン(31)がアジア・サッカー連盟(AFC)アジアカップ・カタール大会準決勝前日の夕食の場で、李康仁ら後輩たちと言い争いになり、指を脱臼(dislocated)した」と報道していた。
これについて、大韓サッカー協会関係者も「主将のソン・フンミンが李康仁ら若い選手たちを制止しようとして胸ぐらをつかむなどもみ合いになった。ソン・フンミンはチームメイトの制止を振り切ろうとして指を負傷した」と認めた。李康仁は「サッカーファンの皆様を失望させてしまい、申し訳ありません」と繰り返し述べたが、衝突したソン・フンミンや韓国代表チーム選手団に対する直接的な謝罪はしておらず、また別の憶測を呼んでいる。
所属チームのパリ・サンジェルマン(PSG)=フランス=に戻った李康仁は、2023-24欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズ・リーグ(UCL)でレアル・ソシエダ=スペイン=との16強戦に出場する予定だったが、最終出場リストから外された。
PSGは14日、レアル・ソシエダ戦に出場する22人を発表したが、李康仁は含まれていなかった。
仏日刊紙ル・パリジャンは「李康仁はウイルスに感染して病気になった。コーチング・スタッフは李康仁に休息を与えることにした」と報じた。
以下は李康仁が投稿したインスタグラムの全文。
「先日のアジアカップ準決勝戦を前にソン・フンミン先輩と口論になったという記事が報道されました。いつも韓国代表チームを応援してくださっているサッカーファンの皆様をひどく失望させてしまいました。本当に申し訳ございません。私が進んで先輩方の言葉をきちんと聞くべきだったのに、サッカーファンの皆様に芳しくない姿をお見せすることになってしまい、申し訳ない気持ちしかありません。
私に失望した多くの方々におわびいたします。サッカーファンの皆様が私に関心を持ってくださり、期待してくださっていることはよく分かっています。これからは先輩方を助け、より良い選手、より良い人になれるよう、努力します」
チャン・ミンソク記者