【ソウル聯合ニュース】韓国政府が発表した大学医学部の入学定員増に反発している大韓医師協会(医協)が15日、傘下の16市・道の医師会と連携して全国各地で集会を開く。

 集会が開かれる時刻は各地の医師会の状況によって異なるものの、医協は診療への支障を最小化するため、可能な限り正午や夕方に集会を行うと明らかにした。

 ソウル市医師会の関係者は「集会の届出は100人としたが、もっと多くの人に参加するだろう」と予想した。医大生や開業医、医大の教授などが参加する意向を示しており、参加人数は数百人になる見通しという。

 医協は政府が今月6日に医学部の入学定員増の方針を発表すると、翌日にゼネストなどの集団行動を予告するとともに臨時代議員総会を開催。定員増を阻止するための非常対策委員会を設置した。17日に初会議を開き、具体的な方針を決める。

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