【水原聯合ニュース】韓国のソウル近郊、京畿道城南市・大庄洞の都市開発事業を巡り、当時の城南市議会議長に関連条例案が可決されるよう頼み、賄賂を供与した罪に問われた資産管理会社・火天大有の大株主のキム・マンベ被告に対し、水原地裁が14日、懲役2年6カ月の判決を言い渡した。

 キム被告からの頼みで城南都市開発公社の設立条例案を不正な方法で通過させた罪に問われた崔允吉(チェ・ユンギル)元城南市議会議長には、懲役4年6カ月が言い渡された。

 同条例案は2013年に市議会を通過した。キム被告は見返りとして崔被告を21年2月に火天大有の副会長に就かせ、大庄洞開発事業が完成すれば成果給40億ウォンの支給を始めると約束したとされる。同年11月までに、給与などの名目で崔被告に8000万ウォンを渡したとみられている。

 大庄洞事業は、最大野党「共に民主党」代表の李在明(イ・ジェミョン)氏が城南市長、京畿道知事を務めていた時期に進められた都市開発事業。この日、大庄洞開発の不正疑惑の中心人物とされるキム被告に最初の有罪判決が下された。

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