【ソウル聯合ニュース】韓国で旧正月(今年は2月10日)の連休(9~12日)の開始を翌日に控えた8日、ソウル駅や高速バスターミナルなどは帰省客で混雑した。

 ソウル駅は8日午前から大きな荷物を手にした帰省客で混み合った。南東部・釜山に向かう20代の男性は「やっと手に入れた乗車券でふるさとに帰る。久しぶりに両親に会って、ぐっすり寝て休む」とし、「どんなお土産が良いか考えたが、現金に勝るものはないと思う」と笑った。この日、釜山行きの高速鉄道(KTX)の乗車券はほぼ売り切れた。窓口付近でキャンセル待ちする人の姿も見られた。

 ソウル高速バスターミナルも待合室に座りきれないほど多くの帰省客でにぎわった。休暇を取って南東部・蔚山に向かうという兵士は「久しぶりに実家のご飯を食べることを思うとわくわくする」と明るい表情を見せた。

 金浦国際空港など空港も帰省客で混雑した。韓国空港公社は8~12日の仁川国際空港を除く全国14の空港の利用客が約117万人(国内線90万人、国際線27万人)に上ると見込んた。連休を利用して海外旅行に出かける人も多く、仁川空港は8~12日の利用客が約97万6900人に達すると予測している。一日平均では19万5000人で、出発客が最も多い日は9日、到着客が最も多い日は12日だ。

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