◇サッカー・アジア杯 韓国が準決勝で敗退

 カタールで開催中のサッカーのアジア・カップは6日(日本時間7日未明)、準決勝1試合が行われ、64年ぶり3回目の優勝を目指した韓国(世界ランキング23位)がヨルダン(同87位)に0―2で敗れた。韓国は守備の要、金ミン哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)を出場停止で欠いたこともあり最終ラインが不安定だった。後半8分にバックパスを奪われて先制されると、同22分に追加点を許した。

◇尹大統領の支持率34% 与党37%・最大野党36%

 国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと聯合ニュースTVが7日発表した世論調査(3~4日実施)の結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は34%で前回調査(先月6~7日実施)に比べ1ポイント下落した。不支持率は59%となり、前回と変わらなかった。政党支持率は保守系与党「国民の力」が前回調査より1ポイント上昇した37%、革新系最大野党「共に民主党」は3ポイント上がった36%となった。「支持する政党がない」と答えたのは16%だった。

◇医学部定員増員 社会人・大学生の受験増加か

 政府が2025学年度の大学入試から医学部の定員を2000人増やすと発表したことを受け、社会人や大学生からの入試に関する問い合わせが予備校などに殺到している。なかでも「SKY」と呼ばれるソウル大・高麗大・延世大など難関大の在学生や卒業生が定員増員のニュースに色めき立っている様子だ。就職難により「医大集中」現象が起こる中、医学部の定員が大幅に増えることで大学生や若い会社員を中心に仮面浪人が急増するとの見通しが出ている。

◇ユーチューバーなど「個人クリエーター」の総収入 大台突破

 国会企画財政委員会に所属する最大野党「共に民主党」の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)議員が国税庁から提出を受けた資料によると、22年にユーチューバーやBJ(ブロードキャストジョッキー)など「個人メディアクリエーター」として収入を申告した人は3万9366人で、申告された収入は総額1兆1420億ウォン(約1270億円)だった。収入の総額は19年の875億ウォンから20年に4521億ウォン、21年に8589億ウォンに増え、22年には1兆ウォンの大台を突破した。

◇短い旧正月連休 大企業は休暇使用を勧奨

 旧正月(今年は2月10日)の連休期間(9~12日)が今年は週末を挟んだ4日間と比較的短いことを受け、主要大企業は従業員に年次休暇の取得を勧めたり、休業日を指定したりしている。財界によると、サムスン電子は公式に休業日を決めていないものの、各自が必要に応じて年次休暇を取得できるようにした。SKは各グループ会社が自主的に連休前後に休業日を設定する。LG電子の一部事業部では、連休前後の7日と8日、13日を勧奨休暇とすることを決めた。

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