サッカー
サッカー:「ソン・フンミンのような選手がいない」 アジア杯8強敗退の後遺症に苦しむ日本
サッカーのアジア・カップで最も強力な優勝候補だった日本が3日(韓国時間)、ベスト8で姿を消し、後遺症に苦しんでいる。
日本メディア「サッカー批評」は5日、サッカー日本代表の主将、遠藤航(リバプール)について「彼は周囲を鼓舞したりどなり付けたりするタイプではない」として「オーストラリアをギリギリのところで倒したソン・フンミン(トッテナム)は超越した存在感を示している。今大会で日本にそういう選手がいなかったのは事実」と指摘した。
遠藤航は、ベスト8で敗退した翌日の今月4日、個人のSNS(交流サイト)で「大きな大会であれ小さな大会であれ、何かで1番になることは簡単ではないと改めて思わされた大会でした」として「これからも日本代表がさらに強くなるにはどうしたら良いかキャプテンとして考えていきます」と謝った。
日本メディア「東スポWeb」は同日、ベスト8敗退の余波で6年間チームを率いた森保一・日本代表監督の解任を求める声が高まっていると報じた。
特に、日本代表の守田英正選手がベスト8敗退後、ベンチから具体的な指示が受けられなかったと不満を口にしたことで、監督更迭論に火がついた。
日本のネットユーザーらは「選手のレベルは上がったが、監督のレベルは上がっていない」「組織は必ず腐るので、定期的に外の空気を入れるべき」「日本代表には優れた外国人監督が必要だ」などの反応を見せている。
森保監督はベスト8敗退後、日本に帰国した際「反省はしているが後悔はしていない」「全ての結果と評価を受け入れたい」と述べた。
日本メディアは6日になっても「後悔だけが残るイラン戦」「日本代表の沈黙…開催国カタールの記者も要因分析に困惑」などと題する記事で、アジア・カップでのベスト8敗退の原因を分析した。
日本は3日、カタール・アルラヤンで行われた準々決勝でイランに1-2で敗れた。日本は全ての競技で失点し、計8点を許したが、これは2007年アジア・カップ(4位)での7失点を上回る最多記録となった。
キム・ミョンイル記者