【NEWSIS】サッカー日本代表チームがバーレーンを破り、アジア・サッカー連盟（AFC）アジアカップ・カタール大会ベスト8に進出した。

　日本は先月31日夜8時30分（韓国時間）、カタール・ドーハのアル・トゥマーマ・スタジアムで行われたバーレーンとの同大会決勝トーナメント1回戦で、久保建英＝レアル・ソシエダード＝、堂安律＝フライブルク＝、上田綺世＝フェイエノールト＝の連続ゴールにより、3－1で勝った。

　同日の勝利でベスト8入りした日本は、今月1日午前1時にカタール・ドーハのアブドラ・ビン・ハリーファ・スタジアムで行われるイラン対シリア戦の勝者と対戦する。

　日本は同日、試合前に主力メンバーの伊東純也＝スタッド・ランス＝をベンチ入りさせたが先発起用はせず、厳しいスタートとなった。

　日本のニュースサイト「デイリー新潮」などによると、伊東は女性の同意なく性行為に及んだとして刑事告訴されて問題となり、バーレーン戦はベンチにとどまった。

　戦力は完全ではなかったが、韓国と共に有力な優勝候補と評されている日本は前半に先制ゴールを決めた。

　前半31分、堂安が左足シュートでバーレーンのゴールネットを揺らし、チームに先制点をもたらした。

　後半4分には、久保が左足で得点し、両チームの得点差を2点に広げた。

　すぐには得点として認められなかったが、主審はVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）を経てゴールを宣言した。

　バーレーンも反撃に出て、後半19分に1点を得た。コーナーキックの場面で上がったボールをサイード・バケルがヘディングして日本のゴールを狙った。この時、上田とGK鈴木彩艶＝シントトロイデン＝がぶつかり、ボールがゴールポストの中に入った。

　AFCは最初の判定で上田のオウンゴールとしたが、後に鈴木のオウンゴールに変更した。

　このゴールで流れに乗ったバーレーンは同点ゴールも狙った。日本は追加ゴールで相手の追撃ムードをくじくため、後半23分に久保と中村敬斗＝スタッド・ランス＝を外し、南野拓実＝ASモナコ＝と三笘薫＝ブライトン＝を投入した。

　日本のエース、三笘は大会直前の負傷で出場が不透明だったが、早い回復ぶりを見せ、同日、今大会に初めて出場した。

　攻撃陣に変化を加えた日本は追加得点に成功した。

　後半27分、毎熊晟矢＝セレッソ大阪＝のパスを受けた上田がドリブルで相手のDFを振り切り、素早い右足シュートで3－1にした。

　その後、日本はリードを守って試合に勝ち、ベスト8入りを果たした。

　一方、ベンチ入りしていた伊東は、今大会で全試合出場してきたが、この日の試合には出場できなかった。

キム・ジンヨプ記者