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韓国最大野党代表 尹大統領は「政敵攻撃のみに集中」=総選挙勝利誓う
【ソウル聯合ニュース】韓国革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は31日、国会で開いた新年記者会見で、「この2年間、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は主権者である国民の意思を無視して政敵の攻撃のみに集中した」として「今回(4月)の総選挙で必ず勝利し、尹錫悦政権が招いた国政危機を克服する」と述べた。
李氏は、韓国が「国民生活、戦争、少子化、民主主義」の4大危機に直面しているとしながら「より深刻なのは、危機を収拾しなければならない政府が危機を生み出してきたこと」と批判した。
また、国民統合の先頭に立つべき大統領が国民を二分して時代錯誤な理念戦争を行った結果、韓国社会の分裂がさらに深刻化していると指摘。自身が南部・釜山で男に襲撃された事件を「暗殺テロ」と断じた。
日本を巡っては、歴史問題や東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出に対し韓国政府が免罪符を与えたことで日本が軍事大国になり、独島の領有権を巡って韓国を脅かすかもしれないと主張した。
李氏はさらに、連日のように武力挑発を行う北朝鮮を強く糾弾するとしながら、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が南北統一の希望を捨て、北朝鮮住民を死に追いやっていると非難。尹錫悦政権に対し、政治的利益のために国民の命を担保にして戦争ゲームを試みるのであれば直ちに中止すべきだと強調した。