◇サッカーアジア杯 韓国がサウジに劇的勝利で8強

 カタールで開催されているサッカーのアジア・カップで64年ぶり3度目の優勝を狙う韓国代表は30日(日本時間31日未明)、決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと対戦し、1―1からPK戦の末、勝利した。韓国は後半開始直後に先制されるが、絶体絶命のアディショナルタイム9分にFW曺圭成(チョ・ギュソン、ミッティラン)が同点ゴール。PK戦を4―2で制した。韓国の8強入りは8大会連続。来月2日(日本時間3日未明)の準々決勝でオーストラリアと対戦する。

◇北朝鮮 30日に戦略巡航ミサイル発射訓練と発表

 北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、朝鮮人民軍が30日に朝鮮半島西側の黄海上で戦略巡航ミサイル「ファサル(矢)2」の発射訓練を実施したと報じた。同通信は訓練について「わが軍の迅速な反撃態勢を検閲し、戦略的打撃能力の向上に寄与した」とし、「周辺国の安全に否定的な影響を与えなかった」と主張した。ファサル2の発射訓練を通じて反撃態勢を確認したと主張することで、同ミサイルの戦略化を既に終え、一部の部隊に実戦配備したことを示唆する意図があると推定される。

◇18歳未満の人口10年で2百万人減 今年は7百万人割れか

 少子化が加速化し、韓国の18歳未満の人口は10年間で200万人以上減少した。さらに、今年は同人口が700万人を割り込むと予想される。保健福祉部と統計庁によると、昨年の韓国の0~17歳の人口は707万7206人で、2014年(918万6841人)から約210万9000人(23.0%)減少した。同期間の人口全体に占める割合も18.0%から13.8%に縮小した。さまざまな対策を講じたにもかかわらず少子化に歯止めがかからず、今年の18歳未満の人口は700万人を下回る見通しだ。

◇韓日 23年の外国人客が双方で1位

 2023年に韓国を訪問した外国人客は日本人が最も多く、訪日客は韓国人が最も多かった。韓国観光公社と日本政府観光局(JNTO)が31日までに公表した資料によると、2023年に韓国を訪れた日本人客は232万人で、訪韓外国人客(1103万人)の21.0%を占めた。一方、2023年の訪日客2507万人のうち韓国人は最も多い696万人(全体の27.8%)を記録した。韓日首脳会談による両国関係の改善や韓流人気、円安などが後押ししたとみられる。

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