裁判
吠えながら駆け寄ってきた小型犬を蹴飛ばして飼い主に暴行、韓国人夫婦に罰金刑 ソウル東部地裁
道で駆け寄ってきた小型犬の飼い主とケンカになり、暴行した夫婦に罰金刑が言い渡された。法曹関係者が28日に明らかにした。
関係者によると、ソウル東部地裁刑事第3単独(裁判長:ミン・ソンチョル判事)は、暴行致傷・暴行で起訴された男(42)に罰金150万ウォン(約17万円)、暴行で起訴された男の妻(38)に罰金30万ウォンを言い渡した。
この夫婦は昨年3月6日午前0時40分ごろ、ソウル市松坡区内を歩いていた。すると、被害者が飼っている4カ月のビション・フリーゼという小型犬がほえ、夫婦に駆け寄ったという。このため、男は足で小型犬を蹴飛ばし、飼い主の被害者に罵声を浴びせた。
怒った飼い主が男の胸ぐらをつかんで引っ張ったことから、男夫婦と飼い主の間でケンカが始まった。この時、男は飼い主の胸ぐらをつかみ返して倒そうとして、飼い主の手をひねって押した。飼い主は右足の3番目と5番目の爪がはがれるなどのケガを負った。
結局、男は暴行致傷および暴行で起訴され、飼い主の髪を引っ張った男の妻には暴行だけが適用された。
同地裁は「犬がこの夫婦に向かって駆け寄ったことが原因とみられる。負傷の程度がそれほどひどくない点なども考慮した」と量刑の理由を説明した。
コ・ユチャン記者