科学的な根拠が全くない俗説ながら、依然として多くの韓国人が「血液型性格分類」を信じている。血液型性格分類とは、人の性格が血液型によって決まったり、影響を受けると主張するものだ。最近流行している性格テストMBTIの元祖と言えるだろう。

　隣国日本にも、韓国のように血液型性格分類を信じる文化が残っている。しかし最近では、性格の累計分析よりもむしろ血液型と疾病の相関関係について関心を持つ人が増えている。血液型で人の性格を100パーセント把握することはできないが、どのようなびょうきにかかりやすいか予測することは可能というわけだ。

　岡山大学の中尾篤典教授は、昨年出版した著書『ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。』で「理由は明らかになっていないが、O型はA型やB型、AB型に比べ病気になるリスクが低い」と主張している。

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