違法薬物を常習的に使用したとして裁判にかけられたユ・アイン(本名オム・ホンシク、37)側が、法廷で医療用麻薬の常習的使用を認めた。ただし、証拠隠滅教唆など一部の罪は否認する趣旨の主張を続けた。

 ソウル中央地裁刑事合議25-1部(部長判事:朴禎吉〈パク・ジョンギル〉、朴正濟〈パク・ジョンジェ〉、池貴然〈チ・グィヨン〉)は23日、麻薬類管理に関する法律違反(向精)などの罪で起訴されたユ・アインほか1人の第2回公判を開いた。

◆【写真】違法薬物常習使用で起訴のユ・アイン 第2回公判出廷

 ユ・アインの弁護人は、プロポフォールなど医療用麻薬類の常習的使用の罪については認めたが、大麻吸引および吸引教唆、証拠隠滅教唆の罪については初公判と同じく、容疑を否認する趣旨の主張を繰り広げた。

 ユ・アインは冒頭陳述の機会に「弁護人の意見と同じ」と短く答えた。裁判部は3月5日、ユ・アインの証拠隠滅教唆容疑に関する最初の証人を出廷させ、証人尋問を行うこととした。

 ユ・アインは2020年9月から22年3月にかけてプロポフォールを181回使用し、21年5月から翌年8月にかけて他人の名義を利用して違法に睡眠薬の処方を受けた罪で裁判にかけられた。

 検察は昨年6月に警察から事件の送致を受けた後、ユ・アインが知人に証拠隠滅を指示したり、米国で同行者に大麻の吸引を強要した状況などを追加で把握し、起訴した。

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